COMPANY / 会社情報

INTRODUCTION

ご挨拶

緑豊かな山々と清流・長良川に抱かれ、古くから和紙生産が盛んな岐阜県美濃市。1934 年創立以来、大福製紙は「優れた製品を作り、社会に貢献する」という基本理念のもと、美濃和紙の「均一で、美しく、強い」という伝統技術継承に努めると共に技術革新を進め、特殊紙の可能性を追求してまいりました。お陰さまで、粘着テープ、電気・電子材料などの工業用資材用途から衣料や化粧用などの生活素材用途まで、様々な分野のお客様にご使用頂いております。今後は自然環境との調和をはかり、更なる可能性を求めて基本技術の高度化を進め、社員と共に一丸となって新たな分野への開拓に挑戦し続けていく所存です。
今後とも皆様の一層のご支援とお引立てを賜わります様、お願い申し上げます。

代表取締役社長 松久 豊太郎

代表取締役社長 松久 豊太郎
OVERVIEW

会社概要

会社名 大福製紙株式会社
所在地 〒501-3716 岐阜県美濃市前野422番地
連絡先 TEL.0575-33-2131 / FAX. 0575-33-2135
事業内容 特殊紙の開発・製造販売
設 立 1934年(昭和9年)
資本金 5,400万円
代表者 代表取締役社長 松久 豊太郎
従業員数 100名
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アクセス

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DAIFUKU SINCE 1934

大福製紙のあゆみ

美濃和紙と大福製紙のモノづくりにできること。
「紙を超える紙」で、暮らしや産業を下支えしていきます。

はじまりは謄写版原紙の機械生産から

大福製紙の歴史は、1934年、岐阜県美濃地方の和紙商であった松久永助が仲間とともに機械漉き和紙製造工場を設立したことにさかのぼります。当初は苦しい時期が続きましたが、手漉き和紙に比べ安価で安定した品質の機械漉き和紙は徐々に世の中に浸透。これにともない、当社は謄写版原紙から麺帯紙、西陣織の金銀糸用原紙まで、さまざまな製品を手がけるようになり、現在に至る事業の礎を築きました。

昭和48年当時の工場と社屋の写真
昭和48年当時の工場と社屋

付加価値を持たせた特殊製紙の道へ

戦中から戦後にかけては大蔵省印刷局指定工場として操業するも、昭和24年、印刷局が民間調達を廃止したことを機に売上が激減。新たな道を模索する中、ある粘着テープメーカー様からお引き合いをいただき、マイカ(雲母)を張り合わせる電気絶縁紙の開発に成功しました。これを契機として、当社は機械漉き和紙事業から、和紙の特性を生かした特殊紙事業に大きくシフト。現在では科学技術も取り入れながら家庭用品、建築、医療、食品など幅広い市場に向けた高機能製品を展開しています。

和紙の新たな可能性をカタチに

美濃和紙の可能性を追求し、お客様と時代のニーズに合わせたオンリーワン製品を数多く生み出してきた大福製紙。私たちの原動力となったのは、長年培って来た抄紙技術と、飽くなきチャレンジ精神であったといっても過言ではありません。それらを企業DNAとして大切に守り、次代のモノづくりビジネスに取り組んでいきます。

1934(昭和9)年 謄写版原紙の製造メーカーとして資本金5万円で設立。現在の場所に工場を建設し、1号抄紙機の操業を開始する。初代社長に松久永助が就任。
1942(昭和17)年 大蔵省印刷局の指定工場となる。昭和24年まで日銀券の紙料、日銀小切手用紙などを製造。
1945(昭和20)年 2号抄紙機増設。
1964(昭和39)年 中小企業合理化モデル工場の指定を受ける。
1966(昭和41)年 3号抄紙機増設。
1973(昭和48)年 社長に松久達三が就任。
1973(昭和48)年 紙の含浸塗工1号機を設置、特殊紙の製造に重点を移す。
1978(昭和53)年 4号抄紙機増設。
1982(昭和57)年 含浸塗工2号機を増設。
1991(平成3)年 含浸塗工N1号機を増設。
1995(平成7)年 社長に水野豊彦が就任。
1997(平成9)年 5号抄紙機を増設し、特殊紙の開発分野で更なる飛躍をめざす。
2003(平成15)年 ISO9001の認証取得。
2005(平成17)年 ISO14001認証取得。
2009(平成21)年 社長に松久豊太郎が就任。
2015(平成27)年 含浸塗工3号機の増設。
2017(平成29)年 森林認証 FSC®/CoC認証を取得しました(FSC®C133833)。
ISO

ISO認証取得について

2005年9月、ISO14001の認証を取得しています

当社の環境方針

私たちは、「良い製品は良い環境から」の企業理念のもと、地域環境及び清流長良川の豊かな「自然との共生」を考え、「優れた製品造りを通して社会に貢献する」ことを目指す。
私たちは、全ての企業活動において地球環境の保全が最重要課題であるという認識を持ち、以下の方針を定め、周知徹底し実行する。

  • 廃棄物の削減・リサイクル・リユース、省エネルギー、省資源化と有害化学物質の削減・全廃を推進する。
  • 環境パフォーマンス向上に積極的に取組み、継続的改善をはかる。
  • 国、県、市の環境関連法令及び顧客等の要求事項を遵守する。
  • 地域社会との調和を図り、環境保全に努める。
  • 環境方針は社内外に公表する。

2003年8月、ISO9001の認証を取得しています

当社の品質方針
  • 機能紙、特殊紙のメーカーとして、オンリーワン、ナンバーワンの製品・技術を確保し、広く顧客の満足度、信頼度を向上させる。併せて従業員の人間性を尊重し、収益性の高い会社造りを目指す。
  • 顧客のニーズに合った新しい品質の創造。
    顧客のニーズに合った品質の維持及び継続的改善。
WORK ENVIRONMENT

職場環境づくり

SDGs

清流の国ぎふ健康経営宣言企業に登録、SDGs推進ネットワーク会員として
 12. つくる責任・つかう責任
 15. 陸の豊かさも守ろう
 17. パートナーシップで目標を達成しよう
に積極的に取組んでおります。

健康経営優良法人

健康経営優良法人の認定を受け、従業員の健康促進・働きやすい職場環境づくりに取り組んでおります。

中核的労働要求事項に関する方針声明

大福製紙株式会社は、国際労働機関の労働における基本的原則および権利に関する宣言について、以下の方針により実現させます。

1.
児童労働の禁止と若年労働者への配慮
法令の定める雇用最低年齢に満たない児童の就労はさせません。
また、18 歳未満の従業員に夜勤や残業など健康が損なわれる可能性のある業務には従事させません。
2.
強制労働の禁止
あらゆる就業形態においても、不当な労働を強制しません。
3.
雇用及び職業における差別の撤廃
労働者の公平な待遇を支援するとともに不当な差別を容認しません。
4.
結社の自由及び団体交渉権の尊重
結社の自由及び団体交渉権を尊重します。

2022年12月9日
大福製紙株式会社
代表取締役社長 松久 豊太郎