DEVELOPMENT / 受託開発

「紙のチカラで、紙を越える」大福製紙の開発力をお役立てください。

当社はこれまで、機械漉き和紙の製造技術をベースにした特殊紙を、さまざまな業種・業界のお客様企業へ提供してきました。
そのどれもが、ご要望をもとに開発から量産まで一貫体制で携わったオリジナル製品です。
私たちの製紙技術やノウハウがお客様のビジネスの未来を変えるかもしれません。
「特殊紙開発」に関するあらゆるご相談をお寄せください。

WASHI

和紙の特性

POINT.01 薄い
POINT.02 強い
POINT.03 しなやか
機械漉き和紙
薄い   強い   しなやか
特殊技術
粉体混合技術   二層技術   極薄技術   含浸塗工技術

  • 電子材料

  • 水処理
    関連資材

  • 自動車

  • 建築資材

  • 日用品

  • 医薬品

  • 脱プラ
対応ロット 1t~
対応坪量 10~50g/㎡(20~30g/㎡を最も得意としています)
対応原料 木材パルプ、マニラ麻、ビニロン、ポリエステル 他
シートフォーメーション 円網、短網、円網+円網、円網+短網
ADVANTAGES

特殊紙開発における当社の強み

POINT.01ワンストップ

ご要望のヒアリングから具体的な製品のご提案、試作、原料調達、量産まで、自社一貫体制で行っています。他社様では実現が困難だった難案件のソリューション事例も豊富。紙にまつわるモノづくりの課題を一緒に解決しませんか。

POINT.02技術力

特殊紙に関する独自の加工技術を保有。中でも、機械漉き和紙にさまざまな付加価値を持たせる粉体混合抄紙や含浸塗工を得意としており、電子部品、日用品、建材など、幅広い分野のお客様にオンリーワン製品を提供しています。

POINT.03提案力

既存製品の改良から新製品の開発、脱プラなどの環境対応まで、「紙で実現してみたいこと」をぜひご相談ください。特殊紙のプロフェッショナルとして、お客様の思いや課題に寄り添い、期待を超えるアイデア、製品をご提案します。

TECHNOLOGY

コア技術

粉体混合抄紙技術

アルミナやタルクなどの無機粉体から、金属箔、茶葉まで、さまざまな粉体を和紙原料に混ぜ込み、抄紙する技術。機能性や意匠面で付加価値を持った特殊紙の生産が可能です。

【 製品事例 】
あぶらとり紙向け原紙、滑り止め紙向け原紙、各種フィルター向け原紙、アップサイクル紙向け原紙 他

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二層抄紙技術

原料を2層に分けて抄紙し、乾燥前に1枚に貼り合わせる技術。和紙特有の貫通穴を防止するほか、各層の原料を変えれば、表と裏で個性の異なる紙に仕上げることができます。

【 製品事例 】
食品包装紙向け原紙、美術包装紙向け原紙 他

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極薄紙抄紙技術

極薄でありながら強度を生み出す抄紙技術は、美濃和紙の伝統を継承したもの。紙糸やセパレーター、支持体など、幅広く利用されています。機械漉きにより、安定した量産品質を実現します。

【 製品事例 】
紙糸・紙紐向け原紙、インナーラップ向け原紙、美術印刷向け原紙 他

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含浸塗工技術

和紙に水系樹脂や薬液を染み込ませたり、塗布したりする技術。紙の目止め処理や離型処理など、目的に合わせた原料の選定・調合と加工方法に当社独自のノウハウがあります。

【 製品事例 】
マスキングテープ向け原紙、両面テープ向け原紙、医療テープ向け原紙、オーバーレイ紙向け原紙、セパレーター向け原紙 他

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R&D

研究ラボ設備のご紹介

大福製紙では、専任の技術者が営業・製造部門と連携しながら、産業や暮らしを支える特殊紙の開発に日々邁進しています。工場敷地内に研究ラボ設備を完備しているため、お客様へのヒアリングに基づくオリジナル製品の試作、性能評価試験をスムーズに実施することが可能。それらの結果をフィードバックし、当社の経験とノウハウを駆使した改善提案を行うことで、ご要望を具現化しています。

WORK FLOW

ご相談の流れ

  1. STEP.01お問い合わせ

    原紙の抄造から加工、仕上げまで、お客様ニーズにお応えします。まずはメールまたはお電話にてご連絡ください。

  2. STEP.02ヒアリング

    営業担当者がお客様と面談し、ご希望の用途・機能・ご予算・納期などについて伺います。(WEB 会議、電話会議も承ります。)開発担当者が同席することも可能です。

  3. STEP.03お見積もり

    ヒアリングに基づき、初期のお見積りをご提案。お見積りは無料です。

  4. STEP.04サンプル作成

    営業・研究開発・生産の各部門が連携し、お客様のニーズに合った素材、配合率、抄紙条件などを検討。テストマシンにてサンプルを作成します。

  5. STEP.05仕様決定

    お客様のサンプル評価後、実機にて試作品を製作。実生産時の課題について各部門が連携して検討・改善を重ね、仕様を決定します。

  6. STEP.06量産

    上記のすべての工程を経て、いよいよ量産へ。納品後のアフターフォローも、責任を持って対応させていただきます。

FAQ

受託開発Q&A

Q 具体的な仕様は固まっていないのですが、相談に乗ってもらえますか?
A 当社は長年にわたって、特殊紙を必要とするお客様を開発段階からサポートしており、それらの知見やノウハウをもとに市場競争力のある企画提案・製造を行うことができます。具体的な製品イメージが固まっていない構想段階でも構いません。ヒアリングをもとにオンリーワンの特殊紙を具現化いたします。
Q 最小ロットはどのくらいからですか?
A 目安として1tからご相談を承ります。
Q 原料の持ち込みは可能ですか?
A 混抄紙に用いる粉体など、原料については安全性をクリアした上でお持ち込みいただくことも可能です。担当営業にご相談ください。
Q ロール紙を指定幅にカットしていただくことはできますか?
A マスキングテープ原紙や医療用サージカルテープ原紙など、多くの実績があります。ご希望のサイズをお申し付けください。
Q 脱プラスチックの取り組みを推進しています。代替品の開発事例はありますか?
A お客様の事業所で発生する廃棄物を原料に混合した紙バッグ用原紙など、さまざまな事例があります。詳しくはお問い合わせください。
Q サンプル作成だけの依頼は可能ですか?
A 大変申し訳ありませんが、当社の受託開発は量産を目的としており、サンプル作成のみのご依頼はお断りしています。
Q 工場を見学させていただくことはできますか?
A まずは営業部にてご相談を承りますので、ご相談ください。

特殊紙開発のご相談・試作・お見積りなど、お気軽にお問い合わせください。

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